パランティアテクノロジーズ(PLTR)の2021年の株価推移。ドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していた場合の評価損益

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米国株パランティアテクノロジーズ(PLTR)の2021年の株価推移について。もしパランティアにドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していたら評価損益はどうなっていたのかについて検証する。S&P500(VOO)とも比較する。

パランティアテクノロジーズとは

パランティアテクノロジーズはニューヨーク証券取引所(NYSE)に2020年9月に上場した米国企業。ティッカーコードはPLTR。パランティアはペイパル創業者のピーター・ティールが設立した。国防総省、米軍、FBI、CIA等の期間を顧客としているデータ分析企業。

2021年パランティアテクノロジーズの株価推移

パランティアテクノロジーズの2021年の株価推移。
毎月上旬(5~10日)の株価を入れ込んで作成した。

2月には44.5%上昇したがその後下落し、上がったり下がったりを繰り返し、最終的には18.21ドル。
2020年終値………23.55ドル
2021年終値………18.21ドル
下落率………….-22.68%

2021年のパランティアの株価は良くなかった。

毎月10万円積立投資していたら

2021年にパランティアの株をドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していたらどのようになっていたのかを検証する。


楽天証券では株を購入する際に0.45%の手数料がかかる。
楽天証券では1株単位でしか購入できないので残金は翌月に繰り越すこととした。
毎月上旬(5~10日)に購入することとした。

パランティアを1年間毎月10万円購入した場合
購入金額…10,944.22ドル
繰越残金……….18.90ドル
購入株数………….458株


次に評価損益について検証する。

平均取得額…………23.90ドル
評価損益…….-2,585.14ドル
評価損益率………-23.62%


2021年12月31日の株価が最安値のため評価損益はとても悪くなっている。

2021年にパランティアの株をドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していたら-2,585ドルとなる。

PLTRとVOOの比較

次にバンガードS&P500 ETFの株をドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していた場合と比較する。

2021年のVOOの株価推移 バンガードS&P500 ETF(VOO)の2021年の株価推移。ドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していた場合の評価損益


2021年にバンガードS&P500 ETFの株をドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していた場合の評価損益等は下記の通り。

購入株数…………….27株
平均取得額…..390.00ドル
配当金…………..68.87ドル
評価損益……1,759.61ドル(配当金込)     
評価損益率……..16.71%

PLTRとVOOの評価損益等の差は下記の通り
評価損益…….-4,344.75ドル
評価損益率………-40.33%


PLTRとVOOの2021年の評価損益等の差は非常に激しい。

この検証結果からすると個別株ではなくVOOのみに投資したほうが資産は増えるのだろう。
1年のみの検証なので投資先をVOOのみに変更することはないが同様の成績が5年程度続いた場合は、投資先をVOOのみにする可能性は高い。

まとめ

2021年のパランティアの株価は途中までは上がったり下がったりで悪くはなかったが、最終的には非常に弱かった。

2021年にパランティアの株をドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していたら-2,585ドルとなる。

バンガードS&P500 ETFの株をドルコスト平均法で毎月10万円積立投資していた場合と比較するとPLTRのほうが圧倒的に成績が悪かった。

2021年だけで見るとPLTRではなくVOOに投資したほうが良かったという結論となる。
1年だけでは検証が少ないので今後も検証を続けていく。

投資は自己責任。富を築こう。